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2013.01.01 (Tue)

札幌交響楽団と田島高宏さん

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田島さんは、2001年、指揮者 尾高忠明さんの招聘で、国内最年少のコンサートマスター(首席演奏者)として札幌交響楽団に入団し3年間の在籍後、ドイツ留学のために10年間札響を離れますが、2014年9月に復帰されました。
先日は、NHK教育 日曜21時からの「クラシック音楽館」で、初めて札幌交響楽団の演奏と彼の雄姿とを満喫いたしました。それに致しましても、最近の日本のオーケストラは、どこも随分上手くてレベルが高いですね♪ なんだか面白くなってきました!

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田島高宏さんは、桐朋学園大学卒業後、すぐに札幌交響楽団( 尾高忠明音楽監督 )のコンサートマスターに抜擢され3年間活躍されましたが、留学の望み捨てきれず、ドイツへ跳びフライブルク大学でライナー・クスマウル氏( 樫本大進の師としても知られている )のもとで学び、2008年に北西ドイツフィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任されました。北西ドイツフィルは、上岡敏之氏( 現在ヴッパータール交響楽団 )が以前に音楽監督を務めていた事で知られていますが、50年の歴史を持つ伝統あるオーケストラです。
田島さんは、まだつくばエクスプレスが開通する目途がはっきりとしない頃、つくばみらい市 に住み、広大な大自然に恩恵を受けながら、音が思う存分に出せる環境で、レコードコレクションを沢山もつクラシック音楽好きの――日曜の礼拝をかかさない敬虔なクリスチャンでもありました――御両親のもと、伸び伸びと才能を開花させていきました。とりたてて猛練習するようなタイプではありませんでしたが、中学に上がる頃には既に、一音一音、自らが納得がいくような表現方法や意味を、理解し追及していこうとする姿勢が見られる、早熟な芸術家肌の人でした。少々通好みの音色と表現力を持っていて、桐朋学園の和波孝禧先生の厳しいご指導のもと研鑽を積み、それは歳を経るごとに美しく磨かれていきました。穏やかな人格者でもありますが、矢張りそのヴァイオリンから醸し出される流麗な魅力のある音楽ゆえに、多くの人の心をとらえ愛される演奏家に成り得たのだと思います。



モーツァルト:オーボエ四重奏曲|ブラームス:クラリネット五重奏曲モーツァルト:オーボエ四重奏曲|ブラームス:クラリネット五重奏曲
(2008/10/02)
トッパンホール・アンサンブル

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トッパンホールが核になり、メンバーを厳選し室内楽を提供する、珍しいタイプの演奏会のライブ録音を収めた‘ トッパンホールライブシリーズ ’の第4集。
かつてベルリン・フィルという実力集団が三顧の礼を尽くして、フライブルク音楽大学教授から第一コンサートマスターに迎えたクスマウル氏( クラウディオ・アバド時代 )が登場。チェロはハンガリーの名手ティボル・ベーニ。モーツァルトのオーボエ四重奏曲のオーボエを受け持つのは、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団の首席奏者であった渡辺克也。ブラームスの五重奏曲でクラリネットを吹くのは、ベルリン交響楽団首席奏者を務めた四戸世紀。第二ヴァイオリンは先に紹介した北西ドイツフィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務める田島高宏。ヴィオラは各種 国際コンクールに優勝している期待の新人小林秀子。( ライナーノートより )
今や日本を代表する管楽器のソリストと、舌を巻くように上手く奏でる弦楽アンサンブルとの絡み合いが素晴らしく、たっぷりと本場のドイツ音楽を堪能できる。一体どこの国のアンサンブルか分からない位、熟達している日本人のクラシック音楽のレべルの高さにも改めて驚く。ブラームスを弾く時に難しいのは、ロマン派の特徴の一つである激しく感情にまかせた胸迫る情感の絶え間ない音楽の流れと同時に、抑制された、純粋でデリケートな孤高のブラームスの魂の歌を歌えなければならないと思うのだが、この一流のプレーヤー達は充分に楽しませ満喫させてくれ、ブラームスの素晴らしさを再確認した。


田島高宏プロフィール
桐朋女子高等学校音楽科および桐朋学園大学にて和波孝禧に師事。
2001年4月より3年間札幌交響楽団コンサートマスターを務める。
退団後フライブルク音楽大学に留学してライナー・クスマウルに師事。そのほか、伝田充正、大図美知恵、西田和弘、安斎爽子、イフラ・ニーマンらに師事。
第10回日本室内楽コンクール第2位入賞。ドイツ・ライニッシェ・フィルハーモニー第2コンサートマスターを経て、北西ドイツフィルハーモニー第一コンサートマスターに就任。2014年9月から、札幌交響楽団コンサートマスターに復帰。




 引き続きクラシック万歳!!

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