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2001.01.02 (Tue)

水戸芸術館へ楽器寄贈の準メルクル氏

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『準・メルクル ヴァイオリン貸与プロジェクト』

この教育プロジェクトについて、水戸芸術館よりお知らせ頂き、今回私も初めて知る事となりました。
準・メルクル氏といえば、リヨン国立管弦楽団や水戸室内管弦楽団、最近はN響の客演でも振っているのをTVなどでも度々拝見していましたが、今まさに旬の指揮者です。その準・メルクル氏が、この度の東日本大震災で被災した水戸および茨城県の青少年の為に、昨年亡くなられた御父上の(ドイツのヴァイオリニストであった)、大切な形見のヴァイオリン4挺を使ってもらおうと水戸芸術館に寄贈されたのだそうです。既に茨城新聞などで御存じの方もいらっしゃるかも知れませんが、非常に有難くいい御話だと思いましたので、生徒さん丈でなくこのブログに立ち寄って頂いている方にもと御紹介することにしました。
楽器は、下世話ですが、プロがセカンド楽器として練習などに使うものから、桁が1つ違うコンサート用のもの迄、数台あるという事でした。
この楽器たちが、単に「 値段が高いから借りたい。」ではなく、「 何故 ‘ クラシック音楽をやる ’のか?」という問いに対する、一つの答えを示していると思えるこの指揮者の高邁な精神、そして音楽への情熱・魂に学び、日々精進する若い弾き手と出会える事を願っています。




以下、プロジェクトの紹介文からの引用です。

詳細および申し込み方法は、hpまたは水戸芸術館の方に直接お問合わせ下さい。



■準・メルクル ヴァイオリン貸与プロジェクトとは

水戸芸術館専属楽団・水戸室内管弦楽団と長年共演している指揮者、準・メルクルさんから寄贈されたヴァイオリンを貸与するプロジェクトです。これから演奏家としてさらなる研鑽を積もうとする若者の育成・支援を目的としています。対象は、水戸市内あるいは茨城県内でヴァイオリンの演奏を学ぶ学生などです。皆様からのご応募をお待ちしております。

■貸与楽器について
1)製作地:ボヘミア  製作年代:18世紀後期
2)製作地:ドイツ・ザクセン  製作年代:1800年頃
3)製作地:ドイツあるいは東ヨーロッパ  製作年代:1910年~12年頃
4)製作地:東ヨーロッパ  製作年代:1870年~1920年
※全てフルサイズのヴァイオリンです。
※貸与期間は2年です。
※オーデイション形式で、水戸室内管弦楽団の団員による審査があります。

■準・メルクルさんからのメッセージ
「2011年3月に東日本大震災が発生し、その後、水戸の皆様が強い意志と行動力で震災からの復旧に努めてこられたと聞いております。そこで、私もぜひ音楽を通じて、少しでも水戸の皆様のお力になれたらと考えています。
実は昨年、私の父(ヴァイオリニスト)が他界し、多くのヴァイオリンを遺しました。その中で、無名の製作者によるものですが非常に弾きやすく、良い音色の楽器があります。それらは、音楽を勉強している若い方にはぴったりの楽器です。きっと水戸にも、音楽の勉強をさらに進めるために良い楽器を必要としている方がいらっしゃるのではないかと思います。その助けになればと願い、私はその4挺のヴァイオリンを水戸室内管弦楽団(公益財団法人水戸市芸術振興財団)にぜひ寄贈したいと考えています。
それらは、一つ一つ歴史のある、独特の個性を持ったヴァイオリンです。若い方には、ぜひそのような楽器と豊かな関係性を築き、より深い音楽の探求を目指してほしいと願っています。そのような楽器との良い出会いが、若い人たちに勇気や喜びを与え、幸せな人生を送ることにつながると信じています。」



▼プロフィール

準・メルクル/指揮者 

1959年、ドイツのミュンヘンで、ドイツ人ヴァイオリニストの父と日本人ピアニストの母との間に生まれる。ヴァイオリン、ピアノ、指揮の学位をハノーファー音楽院で取得した後、セルジュ・チェリビダッケに師事。86年ドイツ・ミュージック・カウンシルの指揮者コンクール優勝。ボストン交響楽団の奨学金を得てタングルウッド音楽祭に参加、レナード・バーンスタイン、小澤征爾に学んだ。93年ウィーン国立歌劇場の〈トスカ〉でデビュー以来、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、バイエルン州立歌劇場などに客演したほか、94年から2000年までマンハイム州立歌劇場音楽監督および芸術監督を務めた。また、コンサート指揮者としても、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、パリ管弦楽団、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団などに客演。97年NHK交響楽団特別演奏会で日本デビュー、その後も同楽団にはほぼ毎シーズン招かれている。05年から11年にかけてフランス国立リヨン管弦楽団の音楽監督を務め、07年よりライプツィヒ放送交響楽団(MDR交響楽団)の首席指揮者・芸術監督を務めている。


水戸室内管弦楽団

水戸室内管弦楽団(以下MCO)は水戸芸術館の専属楽団として、1990年の開館と同時に、館長・吉田秀和の提唱により誕生しました。日本を代表する音楽家である小澤征爾が、音楽顧問、指揮者としてその運営にあたっており、メンバーは、ソリストとして、またオーケストラの首席奏者として、世界的な活躍を続ける26名の日本人音楽家および3名の外国人音楽家たちです。MCOは、水戸芸術館コンサートホールATMで定期演奏会を行っています。定期演奏会は小澤征爾指揮による演奏会、客演指揮者による演奏会、ソリストを迎えての演奏会、指揮者を置かずメンバーのみのアンサンブルによる演奏会の4つの柱を基本に構成され、音楽家たちは、演奏会の度に、世界各地から水戸芸術館に集まり、集中的にリハーサルを行います。2012年4月現在、定期演奏会は83回を数えます。


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ドビュッシーのピアノ小品は好きな人が多い。
フランスものも得意とする準・メルクル氏の
ドビュッシーの管弦楽曲に是非手を伸ばしてみたい。




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チェリビダッケとその弟子達との禅問答の様な哲学的なやり取り。
厳しいが含蓄のある言葉に考えさせられる。






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確かにテンポが遅いが全く飽きることがないのは、充実した音楽空間を構築する為に
彼の徹底した音への追及がもたらした結果に過ぎないから。
チェリビダッケ&ミュンヘンフィルは、大人が または忙しい現代人が忘れてしまっている、
一瞬一瞬に深く生き切る事の喜び、充足、生命、そして人生の意味をも、
圧倒的な音楽をもって、感じさせてくれる。( YouTubeで試聴 出来ます )




 引き続きクラシック万歳!!

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